子どもをほめることは、その向こう側の人を尊敬することにつながる

子どもをほめることは、その向こう側の人を尊敬することにつながる

子どもたちをほめて育てている校長先生に、お話を聞く機会がありました。お子さんのこと、どこもほめられそうなところがない、とお思いの保護者もおられるようです。そういう方々に校長先生が伝えてらっしゃることをお届けします。

どういう時にほめたらいいのですか

「わたしは、給食を残さず食べられたら、うんとほめています」と校長先生。

当たり前のことができたときにほめるのです。食べることは、誰もがすることだからです。頑張って何かをしたからほめる、という視点でないのがポイントですね。

「たくさん食べたね」「おいしそうに食べていたね」「よく噛んで食べたね」「嫌いなものにチャレンジしてえらいね」

ほめることで何がいいのでしょう

ほめられることで、自信につながります。そして、何かをしたい、という意欲のアップにもつながります。

親にほめられることを素直に受け取れない時期

高学年になるにつれ、親のいうことは受け付けない、なんて子もいます。そんなときはどうしたらいいのでしょう。

「先生が、下級生の面倒をよくみてるって、いっていたよ」「お父さんが、最近運動がんばってるな、っていっていたわよ」など、自分でない人がほめていたよ、と伝えてあげます。

受け取ってくれないから、ほめるところなんて全然ないから、とあきらめないで、伝え続けることが大切です。聞いていないようで、心の中に蓄積されているのです。今はわからなくても、1年後、5年後、10年後・・・あの時本当はうれしかったんだよ、なんていうこともよくあるそうです。

先生がお箸の持ち方をほめることは、親もほめることになる

お箸の持ち方がいい子をほめたとき、親もほめるとはどうしてでしょうか。

それは、親御さんの教育をほめることにつながるからです。家に帰って、「先生にお箸の持ち方ほめられたよ、と子どもが親に伝えた時に、親はどういう気持ちになるでしょうか」と校長先生。

お家でトレーニングしてらっしゃるから、学校でもできています。「よく訓練してくださいましたね」「マナーが身に付いていますね」と、お箸の持ち方ひとつで、ご家族への理解を伝えることになるのです。

お箸がしっかり持てていると、きれいにおいしく食べることができますね。

先生をほめる=感謝を伝える

「〜先生のおかげで漢字がすらすら書けるようになってきたね」「〜先生はいつもあなたのことをよく見てくださってるね」

お子さんの前で、先生のことをほめることは、先生への感謝や尊敬を、子どもを通して先生に伝えることにもなります。会った時には直接伝えてらっしゃると思いますが。

だめだな、違うな、と先生に対して思ったとします。それを子どもの前で言うことは、先生の信頼を損ねることです。

信じてまかせる。それでも目にあまることへの意見は直接学校に言う。ぜひ思い出してみてください。

もちろん、教育現場で、日々の生活で・・ほめるだけではありません。注意、叱ることも、時と場合によって使っています。

まとめ

身近なことでほめることができる。それは、本人の向こう側にいる人へ感謝、尊敬を伝えることになる。

私自身、直接子育てに関わっていませんが、社会全体で子どもを育てる、という観念で、子どもたちや保護者の皆様と、関わっていきたいと考えています。

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