一生懸命と一所懸命の違い

一生懸命と一所懸命の違い

小学校の時に授業で、先生が黒板につらつらっと書いた文字。「一所懸命」あれ、先生間違ってない?と思いました。よく知るあの言葉と違うから。

でもそのあとに、武士の時代に・・・と何か話してくれたな、ということだけ覚えていました。とても熱く語ってらして、先生のその姿が、今でも記憶に残っています。

一生懸命はもともと一所懸命だった

一生懸命は、命がけで事に当たるさま。一身に骨折るさま。もともとは一所懸命。中世の武士が、一か所の所領に命をかけ、生活の頼みとしたこと、江戸時代に入って、町人主体の貨幣経済の時代になると、土地領有がそれほど切実なものとはかんじられなくなるなどして、ことばが変わってしまった。(小学館 美しい日本語の辞典より)

「一生懸命頑張ります」と使いがちですが、本来は、命をかける、人生をかけているようなときに使う言葉なのです。

小学生の時に聞いた一所懸命の話

ある時、一所懸命と、一生懸命の違いを、担任の先生が話して下さいました。それを聞いて、一所懸命、という4文字を、何かで使いたい、と思っていました。意味はおぼろげだったのですが、小学生の私には、その4文字が、なんだかとてもかっこよく見えたのです。

早速、作文の宿題があったときに使ってみました。一生懸命があてはまりそうなところに。

そのあと先生からそれが帰ってきたときには、「一所懸命は今は使わないから、一生懸命を使いましょう」と書いてありました。

話したこと、理解してないな、と思ったでしょうね(笑)でも、先生に、あの話が心に残っているよ、と間接的に伝わったかな。

尽くせる人でありたい

だれかに、精一杯尽くすこと。熱い想いを伝えること。その時にはわからなくても、年月が経って、ありがたみがよくわかってくることがあります。

小学校の先生がしてくださったことは、子どもながらに、焼き付き、胸に響きました。それは、年月が経つたびに大きくなるような気もします。

先生が、熱い想いをもって、私たちに接し、一生懸命語ってくださったからだと思っています。

私も、見返りを求めず、人に尽くせる人でありたいです。

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