報知音!お風呂がわきました、ご飯が炊き上がりました、冷暖房のリモコンスイッチ ピッなど、生活の中にあるメロディーや音を調べてみました【夏休みの宿題のご依頼】

報知音!お風呂がわきました、ご飯が炊き上がりました、冷暖房のリモコンスイッチ ピッなど、生活の中にあるメロディーや音を調べてみました【夏休みの宿題のご依頼】

生活の中に身近にある音を調べよう!という夏休みの宿題がでたけれど、音に関する専門的な視点がほしい、とお問い合わせをいただきました。

様々な音に耳をかたむけたり、音にもデザイン性があることを話していくうちに、報知音について調べてみようということになりました。

生活の中にどんな音があるかな?調べてみよう!

まずは、普段の生活で気になる音を探してみます。

  • 電話の音
  • 玄関のチャイム
  • 炊飯器「ご飯が炊きあがりました」
  • 電子レンジを押すとピッピッピッ
  • お魚が焼けたよ〜ピーッ
  • タタタ〜・・・メロディー〜♪「お風呂がわきました」
  • 冷暖房をつけるときにピッ  など

あら、家電製品などにいろいろある!!と見つけるのも面白くなってきます。

生活の中にたくさんある「報知音」を調べることにしました。報知音って?

今探していたピッ、ピーなどの音は、報知音またはビープ音といいます。

つける、消す、できた、終わった・・など、操作ボタンを押したときになります。異常があったときにも私たちに知らせてくれます。

1960年代後半から、騒音が社会で公害問題として取り上げられるようになってきた頃から、家電製品のうなりなどの音も研究され、軽減されていきました。

その後、騒音という音に対するマイナスイメージから、1980年代後半頃から、快適さ、音の心地よさが打ち出されるようになりました。

家電製品にも取り入れられていましたが、聴力の低下した高齢者や障がいがある方には聞きにくく、音の意味が理解されないものがあったりしました。

そこで、産業総合研究所という、国最大級の公的研究機関で、報知音の周波数、音量、時間パターンの標準化に取り組みました。

その成果として制定されたものが、

  • JIS S 0013「高齢者・障害者配慮設計指針−消費生活製品の報知音」
  • JIS S 0014「高齢者・障害者配慮設計指針−消費生活製品の報知音-妨害音及び聴覚の加齢変化を考慮した音圧レベル」です。

報知音にルールがある〜JIS規格

メーカーで研究はされているのですが、それではバラバラになってしまうということで、音の長さや音の高さ(周波数)などのルールが決められています。

リモコンの通知音、通知の時の音楽も、このJIS規格の範囲の中で選択されています。

JISは大まかに言うと、生産されるものの標準ルールです。何が正しいのか、またはそこからどれだけはずれているのかの基準となっています。報知音以外にも、様々なJIS規格が存在しています。

お風呂がわきました!のメロディーは覚えやすい

報知音のメロディーといえば「お風呂がわきました!」を思い出します。あるメーカーのメロディーを聞いてみると、

コード  CーG7/DーC/EーFーC/GーG7ーC

ベースの音が、ドレミファソ〜と音が上がっていって、「お風呂がわきました」と教えてくれます。これは「人形の夢と目覚め」という曲の一部です。テオドール・エステンというドイツのピアノの先生が作ったもので、曲のはじめはゆっくりで、途中から早くなって、このメロディーがあらわれます。

メーカーによって、パッヘルベルのカノンだったり・・他にもあるかもしれません。

日日是好日〜おわりに

生活の中には、様々な音が存在しています。命に関わるような事態の場合に知らせがほしい音と、そうでないときの音、同じ報知音でも、状況によって変化が必要です。大学や研究機関で、今も音のデザイン性が研究されています。

調べるととても興味深いことがわかり、これから、高齢者の方や聴覚障害の方と音の関わりについての発信もしていきます。

今回ご依頼いただいて、夏休みの自由研究を一緒にしている気分で、楽しみながら書かせていただきました。それをもとに、ご自身の言葉でふくらませて発表されるそうです。内容が深まりそう!と喜んでいただけてよかったです。

夏休みの宿題で、音に関することを調べてみようかな、宿題がでたけれど詳しく知りたいな・・お気軽にご相談くださいネ。もちろん全部はやってあげませんので(笑)少しでもヒントになれば幸いです。





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