朗読、一文の背景に広がる世界を味わえる

朗読、一文の背景に広がる世界を味わえる

朗読、一文の背景に広がる世界を味わえる

朗読の世界に魅了されています。ひとりでだまって読むのもいいですが、声をのせるには、物語の背景や、一言の裏に隠された表情を知らないと読めません。朗読の素晴らしさをお伝えします。

なぜ朗読?

わたしは、わーっとその場で喜びをあらわしたりするよりも、じっくり味わうほうが心地がよいです。その味わったものを表に出す手段として、朗読があります。

自分のことを表現するのがだな、と思っている方ほど、朗読におもしろみを感じることがあるようです。そういう方ほど、心の中で相手の想いをキャッチするのが得意だったり、感情に敏感だったりするからです。

朗読することでどんなことがわかるの?

小説を読むのが、こんなに深いものなのか。声に出して表現することで、情景が広がる・・・と終わりがありません。ひとことの背景に、いくつもの心情、情景などが読み取れるのです。

「あせったような声が聞こえてきました」

前後の文脈がないので、よくわからないかもしれませんが、想像できることはありますか?

だれから聞こえてきたのか、知らない人なのか、友人なのか、恋人なのか・・・・どこから聞こえてきたのか?電話なのか、隣の部屋からか、原っぱの向こうからなのか・・・

内面のところでは、その声の主はどんな気持ちなのか、どんな思いで出した声なのか、たった十数文字から、何百字もの情報が考えられ、わかることもあります。

朗読することでこんなことが習得できるようになります

  • 日本語を味わって読むことができる
  • 読解力が深まる
  • 他人の仕草などを観察するようになり、相手の目線に立つことができる
  • セリフ以外にも内容を話すことで、俯瞰する力を養うことができる

日日是好日〜おわりに〜

ただ文章をながめて、読むということは、目を使える人ならばいつでもすぐにできます。今はオーディオブックも普及してきて耳からも楽しめます。

でも、同じ作品も、物語全体を把握して、一文を解釈して、相手に届ける・・・という朗読の作業は、奥深く、時間がかかります。だからこそ、ひとりひとり違ってくるものです。

表現することは、自分を大切にし、相手を敬えることなのだとあらためて思っています。音楽などの表現活動などを通して、たくさんの方と、表現するおもしろみを共有していきます。

最近朗読した本 いしいしんじ作「調律師のるみ子さん」

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調律師のるみ子さんbyいしいしんじ〜心の調律も時には必要〜雪屋のロッスさんよりるみ子さんは、10年前に事故にあったため、右手の指が二本ありません。そのため、ピア…

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