できないことは人を頼ろう、といってもなかなかできない時に

できないことは人を頼ろう、といってもなかなかできない時に

やってもらってごめんね、より、ありがとうのほうがうれしい

人にお願いするって面倒、お願いするために伝えるのってしんどい、自分でやるほうが早い・・・と思っていた頃もありました。

苦手なことを、できないことを、無理にしようとしていました。

でも、ある時、そうではない人に出会いました。ムーさんです。

「ありがとう」ムーさんはいつもそう言ってくれました。

なにかするたびに、ごめんね、ではなくて、ありがとうと。

わたしは、そんなムーさんから、できないことは、人に頼るといい!と、教えてもらいました。どうしてでしょう。

できないことを人に頼る?

ムーさんとは、自分の電動車椅子で、どこにでも出かけていっていってしまうお方。

社会人になってすぐに事故で半身不随となり、首から下はほとんど自分で動かすことができません。

当時は動かないことへの葛藤も多分にあったそうです。しかし、できないことを見てばかりでは、なにも始まらない、と、やりたいことをどうしたらできるか、と考え始めました。

ですので、誰かの手をかりることで、できないことができる!に変わることをよく知っていたのです。

ムーさんとの出会い

ムーさんは、近所の施設にいました。

学生の頃、夏の間、時間が空くので、何かできることはないかな、と訪れた日、職員の方に、今日はムーさんね、と紹介されました。

初めて来た人は、ムーさん、みたいになっていて。

ボランティアに行ってムーさんの担当になる、という表現が他では当たり前かもしれませんが、今思えば、ムーさんが担当になってくれた、でした。

助けることで、実は自分が助けられている

そんなムーさんは、最初から気さくに話してくれました。

パソコンでわからないところがあるから、ちょっとやってほしい。その荷物を、こっちに移動してほしい。

そんな風に、してほしいことも、どんどん口にするのです。遠慮なく(笑)

そのおかげで、パソコンを打つのが早くなったり、サイトの簡単な構築ができるようになったりもしました。

できない人の助けをすることで、実は自分が助けてもらっていたのです。

また、こちらが何かしたときは、いつも、「やってもらってごめんね」ではなくて、「ありがとう」でした。

謝られるよりも断然、ありがとう、のほうがうれしい。

通ううちに友達のように接してくださって、あそこでご飯食べたいから行ってくれる?とか、遊びにでかけたい、と誘ってくれるようになりました。

だから、ボランティアに行くという感覚でなく、一人の友人としてつきあってきました。

ある時は、1時間以上かけて横浜まで行って、船に乗って浅草の方へいったこともありました。

電動車椅子にはバッテリーが積んであって、長時間持ちますので、時間に心配はいりません。

結構速いので、いつも、急ぎ足でついて行ってました。

電車をどこに乗って、降りるといい・・・ということもよく知っていました。何度も乗ってるから。

誰かにやってもらうことでうまれる幸せ

歩けなくても大丈夫。手が不自由でも大丈夫。自分ができないことは、だれかに代わりになってもらおう。世界が広がる。

そして深くお礼を言って、その人の幸せを願う。

ほほえみが、あらたな幸せをうんでいくと信じています。

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