謙虚に謙遜してありがとうを受け取らないのはもったいない

謙虚に謙遜してありがとうを受け取らないのはもったいない
いつも、「よくやってるね」「ありがとう」と、声をかけてくれる人がいます。ありがたいことです。
でも、こどもの頃から、20歳過ぎまで、そういう声をいただいても、「そんなことありません」「いえいえ」「まだまだ」「私なんて」と言っていました。本気でそう思っていました。何がそうさせていたのでしょう。
謙遜することが美徳だった
いえいえ、とわたしを褒めてくださることを否定してきた理由。ひとつは、謙遜です。それがよいことである、謙虚であること、謙遜することが人としていいことなんだ、と聞いて育ってきました。
だからといって、謙虚であること自体が悪いわけではありません。控えめで、つつましいことが美しくみえることもあります。教えてくれた人を責めるわけでは全くありません。むしろ感謝しています。
少し遠くから自分を見ること、もっと向上しよう、という思いをもつことができていました。
それが、いつのころからか、自分を認めてくれる人にも、その言葉は失礼ではないか!と思うようになりました。相手の想いを否定し、私の一方的な壁ではね返していることに気づきました。
ありがとうを受け取る
声をかけてもらったらありがとう、とその想いを受け取ります。そうすると、今度は自分が違う人に、そういう声をかけたくなってくるのです。
やりたくなければ、無理にすることはないでしょうけれど、ありがとうの循環ってあるのです。ポーンと投げたボールが、部屋の中のあちこちにぶつかり、いつか自分のところに戻ってくる感じです。
ありがとうを言うなんて照れ臭い
ありがとうございます、言いなれないと最初は照れくさいかもしれないですね。まずは、「いえいえ」と否定するのをやめることから、はじめてみてはいかがでしょうか。
次は会釈するだけ。その次は、もう少し深く会釈してみる。次は「はぁ」と言ってみる。1.5語です(笑)次は・・・「はい」2語。「どうも」3語・・・そうしたら、もう、ありがとうございます!と言えてるかもしれません。
もし、あなたがやってみたいな、と思ったら、ぜひやってみてください。意外と、やってみたら心地よいものかもしれませんよ。
読んでくださるみなさまへ
私は、「わたしに、ありがとう!を言ってくれるなんてありがとう!!!」という気持ちになれて、前向きでいられます。そして、そのありがとうを他のだれかに伝えたい。こうして書けるのは、読んでくれているみなさんがいるからこそ。訪問下さりありがとうございます!!!!!